ガラスコーティング エントリークラス

龍神は 7H 程度の高硬度な被膜を形成し、スクラッチ傷によるダメージから保護します。
高硬度のコーティングは多く存在しますが「硬い」ということは同時に「脆い」という側面も存在します。
熱による鉄板の伸縮への追従も考慮して適正な硬度である必要があり、そのような観点からバランスの良い7H 程の硬度で仕上げております。

アルコキシシロキサンをベースにした3次元架橋の骨格を持つガラスコーティング。ナノ粒子のシリコーンレジンの採用で塗膜との結合をより強固なものにし、高耐久な被膜を実現しました。
また配列されるフッ素は汚れとの結合エネルギーが低く、シミなどのスケール汚れの固着を低減する効果があります。

水接触角度は105度と撥水に優れたULTIMAに匹敵する撥水効果を発揮します。
撥水性能の高さは全てではありませんが基本的には物質を弾くことに繋がり、固着すると厄介な汚れの除去のしやすさにも繋がりますので、結果的に日常のお手入れのしやすさと塗装の保護に優れた被膜となります。

風神は長く愛車の綺麗を保つことだけに特化したコーティングです。
風神には水がコロコロと滑り落ちたりといったような目を引く性質はありませんが、確実に愛車の美つくしさを保ちます。それには風神の持つ親水性能と、アクリルシリコーンというハイブリッド被膜が大きく関わっております。

ガラスコーティングの材料であるシリコーンレジンの持つ被膜強度や耐候性といった性質に、可とう性に優れたアクリルレジンの性質を加えることで、強度と柔軟性を両立した被膜を実現。
ガラス被膜とアクリル被膜のハイブリッド、アクリルシリコーン被膜を形成します。

親水性の性質を持つコーティングは主に水シミ対策として選ばれてきました。
しかし「親水性」という水玉なることを抑制する排水性能であってもベースがケイ素化合物からなる被膜であるため親水性ガラスコーティングにはシミとの結合エネルギーが強いという問題点がありました。
このアクリルシリコーンという被膜はガラスコーティングの性質にアクリルの要素が加わることで親水性能に加え物質的にも無機汚れに強く、シミの固着を抑制する被膜を可能にしました。

風神がこだわった「美観の維持」を更に高い次元で追求しました。
アクリルシリコーンに対してフッ素を混合、IPN結合させることでトリプルハイブリッド被膜へと進化。

風神というもともと水シミの抑制に優れた被膜をベースに数種類のフッ素レジンを混合することで更に防汚性に優れた被膜を実現。
フッ素を加えたことであらゆる汚れに強く、付着したとしても汚れの密着が弱いので除去しやすくなります。

フッ素を使用しておりますが撥水性被膜ではなく水接触角を抑えた疎水性能となっており、水が捌けていくような排水性能でシミの原因を取り除きます。