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コラム

22 Mar 2022

塗装に合わせた研磨の必要性

塗装に合わせた研磨の必要性
当店では年代物のフェラーリを磨く機会も多々あります。 そういったお車はクリアが元々吹いてないようなお車もあります。 そういったお車を磨く際に非常に大事になってくるのが塗装の見極めです。 研磨レベルを極力上げずに塗装と相談しながら磨く必要があります。 しかし熟知すれば鏡面に仕上げることも可能です。
こちらはご入庫前から入っていた研磨傷です。一見洗車によるスクラッチ傷も消えて綺麗に見えますがいわゆるダブルアクション特有の研磨傷が微妙に入っている状態です。 塗装に硬度がないためコンパウンドとポリッシャーの選択が重要になります。
通常はダブルアクションで仕上げるのがセオリーですが(特にソリッドカラーは)今回はラインも磨き傷が入りやすい形状をしていたため、あえてダブルアクションは使用せずに仕上げました。 それにより透明度の高い仕上がりになったことがわかるかと思います。 もちろん磨き傷によるオーロラも入っておりません。
既存の傷を消し、バフ目を出さずに磨くことも大事ですが当店での磨きはその先の磨き、いかにしてクリアの透明度を上げ車本来のデザインを活かした造形美を作り上げるかという点を重視しております。 最高品質のディテーリングをご提供できるよう日々技術においてもアップグレードすることを心がけております。

 

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