ガラスコーティングを施工するベストなタイミングとは
大切な愛車のピカピカ輝くボディを長く保ちたい方には、塗装を保護して劣化を防ぐ役割のある「ガラスコーティング」がおすすめです。
今回は、そんなガラスコーティングの効果を最大限発揮するのにベストな施工のタイミングについてご説明します。
キズやシミがつく前に!新車の時点でガラスコーティング
待望の新車の納車…しばらく手元に置いておきたいですよね?
でも新車で購入されたらすぐにコーティングすることをオススメします!
シミやキズは思いもよらないタイミングでつくものですし、ついてからでは手遅れだからです。
洗車キズが入っているのに、もしコーティングを依頼するショップが新車だからといって磨かずにコーティングを塗布するショップだとしたら仕上がりは・・・。
当店では新車でも軽研磨は行いますが、あまりにもシミや洗車キズなどが多くなってしまうと軽研磨では落としきれない可能性があります。
そうなると本来最低限の研磨で済んだはずが必要以上にクリアを削ることになり、追加費用までかかってしまいます。
やはり納車されたらその足でショップに持って行ってしまうくらいの方が確実に良いと言えるでしょう。
板金塗装した場合は1ヶ月後のガラスコーティングがベスト!
塗料は溶剤を揮発しながら硬化していきます。
塗装した直後にガラスコーティングのような硬化被膜を張ると溶剤が上手く揮発できなくなり、塗装にもコーティング被膜にも不具合が生じる可能性があります。
1ヶ月空ければ、その間についたシミや洗車キズ程度のものはしっかり研磨で除去できます。
再塗装後に再コーティングをする際は1ヶ月程空けてからにしましょう。
季節や施工面では、どの季節が最適?
基本的にはこの季節にしましょう!というのはありませんが、強いて言うなら「夏」ではないでしょうか。
コーティングの乾燥が圧倒的に早いのはやはり夏です!
乾燥が早いということは被膜が安定しやすく、性能が最大限発揮されやすいということになります。
ただ洗車中のシミなどがつきやすいのも夏なので、「コーティングしたばかりなのに洗車中にシミが出来てしまった。」といったことにならないよう注意は必要です。
冬は逆に乾燥が緩やかになりますので、硬化反応中の初期不良などが起きないよう、できれば赤外線ヒーターで熱処理してくれるショップがいいかもしれませんね!
ちなみに春は花粉のダメージがあるので、例外なくどこのショップも嫌がりますし、場合によっては追加料金が発生します!笑
花粉ジミのメカニズムや対処法については後日、別の記事でご紹介したいと思います。
まとめ
やはりなるべく早めにコーティングしていただくことがオススメです!
キズやシミだけでなく鳥糞、樹液、虫の死骸など塗装の組織ごと破壊してしまうようなダメージもありますので、そういったものがつく前にコーティングしておけばかなり効果的です!