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コラム

26 Nov 2019

ボディコーティング時の下地処理に使用するコンパウンドとは?

コンパウンドを使用した下地処理は、カーコーティングにとって欠かせない工程ですが、種類や使い方を間違えるとボディを余計に傷つけてしまう可能性もあります。

では、一体コンパウンドとはどんなもので、使用することでどんな効果が得られるのか、またそれにあわせてガラスコーティングに最適なコンパウンドについてを説明していきたいと思います。

 

 

 

コンパウンドとは?

コンパウンドとは研磨剤のことを言います。
コンパウンドは研磨作業時にポリッシャー、バフと組み合わせて使用します。
国内メーカーの製品から海外メーカーの製品まであり、我々磨き屋はその中から自分の磨き方、塗装の性質に合うものを選定し使用します。

 

 

 

下地処理の重要性

ボディコーティングを行う上で、1番肝になり仕上がりを左右する工程が下地処理の「研磨」の工程です。

 

研磨の目的は主に2つあります。

1つ目はコーティングの定着を良くするため。
洗車時に処理する鉄粉も含め、目に見えない汚れの食いつき、塗装表面の劣化など、様々なダメージが蓄積されているため、これを研磨によって下地を調整することでコーティングの定着が非常に良くなります。

 

2つ目は美観です。
1つ目に挙げた内容はお店によって差はそれほどでませんが、2つ目の美観においては、コーティング専門店でも知識と設備・環境、経験によって非常に大きく差がでます。
よくある例としては、研磨時についたバフ目やくすみが消えていなかったり、艶は出てはいるが元々入っていた洗車キズが取れていなかったり、磨き残しがあったり、、などなど。

 

 

【キズが取れていない状態のお車】

 

【適切な下地処理を行ったお車】

 

上記の画像を見てお分かりの通り、その違いは明らかですよね。

安くてそれなりに綺麗になれば良いという方は別ですが、「愛車を極限まで綺麗にしたいんだ!」という方は本当に任せられそうなお店を慎重に探されるといいかと思います。

 

 

 

コンパウンドの種類と用途

コンパウンドには大きく分けて2つの種類が存在します。

 

1つ目は油性コンパウンドです。
油性コンパウンドは昔から広く使われていたタイプのコンパウンドです。
油分が多いので扱いやすく、艶も出て薄いキズなら油分で埋めて隠すこともできます。

 

2つ目は水性コンパウンドです。
油性に比べ水分が多く油分が少ないため、扱いづらく、油性のような艶とキズを埋めるような効果はありません。

 

 

 

ガラスコーティングの下地処理に最適なコンパウンドとは?

ガラスコーティングを行う場合はコンパウンドによる研磨が欠かせませんが、コーティングの効果をしっかりと発揮するには、何種類もあるコンパウンドの中からキズに対して適切なコンパウンドを選ばなければいけません。

 

先ほど述べたように、確かに油性コンパウンドは艶感と扱いやすさに優れますが、その反面、油分で塗装の正確な状態が分からなくなることがあります。

またその油分は時間とともに落ちていき、後々消したはずのキズやバフ目が出てきたなんてことも少なくはありません。

そういった点から、やはりガラスコーティングを施工するなら少々扱いが難しくても、水性コンパウンドを使うべきだと当店では考えております。

 

 

 

まとめ

コンパウンドを使用した下地処理の出来は、カーコーティングの仕上がりを大きく左右する大事な要素です。

誤った知識で大切な愛車をに傷つけてしまうことがないよう、今回の記事にあるコンパウンドの種類や使い方をぜひ参考にされてください。

それでもコンパウンドの見極めは難しい部分もあるため、なるべくプロによる施工をおすすめいたします。

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