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コラム

30 Dec 2019

車にフッ素コーティングを行うメリットとデメリット

大切な愛車を少しでも長く、キレイなままで維持するために有効な「カーコーティング」。

このカーコーティングの中でも、最近再注目されてきているのが「フッ素コーティング」なのですが、どういったメリット・デメリットがあるのか気になるところですよね。

そこで今回は、フッ素コーティングの効果やメリット・デメリットについてご紹介します。

 

 

 

フッ素コーティングとは?

身近なところで言うと、フッ素コーティングはフライパンなどで良く使われていますよね。

フッ素コーティングされたフライパンというと、皆さん恐らく物凄い効果を体感されているのではないでしょうか。

そうなんです。フッ素コーティングというのは実は凄いんです。

では、フッ素には主にどのような効果があるのでしょうか。

 

 

 

フッ素コーティングの効果

フッ素コーティングは主に撥水性、撥油性、非粘着性、耐熱性などを有しております。

撥水に関しては、フッ素被膜がしっかり定着したときはどんな物質よりも高い撥水性能を発揮します。

そして撥油性とは油を弾く性能です。

この撥油機能はガラスコーティングで主成分として使用されるシリコーンにはない性能であり、その撥油性能の高さがフライパンに使用される1番の理由ではないでしょうか。

次に、非粘着性とはガムテープなどの粘着物がくっつかない性能のことをいいます。

またフッ素は粘着物に限らず、基本的にフッ素以外の他の物質とはくっつこうとしない性質があります。

耐熱性においてはほとんどのフッ素樹脂が200度前後の耐熱性があるため、工業製品などあらゆる分野で活用されています。

 

 

 

車にフッ素コーティングを行うメリット・デメリット

フッ素の性能は非常に高いものがありますが、それゆえにボディコーティングとしての活用が難しいことがあります。

上で説明した通りフッ素には他の物質とくっつかない性質があります。

何ともくっつかないということは、美観を損なう1番の原因である「シミ」もできづらいということに繋がるのですが、1つ大きな問題があります。

それはフッ素は塗装にもくっつきにくいということです。

多くの高い性能を持ち、シミもつきづらいなどメリットはしっかりしているのにまさかこんなデメリットが存在するのです…。

また車の場合はフライパンのように何層もの高温焼き付けはできません。

しかし弊社では、やはりこのフッ素の性能を何とか活かせないかと考えるに考え、ハイブリッド化、プライマー(フッ素をくっつける接着剤のような物)の開発、といった方法でボディコーティングでのフッ素の活用に力をいれております。

 

 

 

まとめ

ボディコーティングとしての活用にやや難ありのフッ素ではありますが、もしフッ素の性能を塗装上で最大限発揮させることができれば、美観を保つ上で「最も汚れない物質」による最高のコーティングになるかもしれません。

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